ウェブメディアはじめました①〈いきのびハック〉ーサーバー、ドメイン、CMS

このサイトikinobiは〈生きづらさを生きる人のための情報・コラムサイト〉ですが、とうとう「情報」の部分を担う記事・第一号を投稿できる運びとなりました。

というのも、このサイトがgoogleアドセンスの審査を通り、広告収入を得られるサイトとなったからです!パンパカパンパーン!おめでとう!

実はずいぶん前から、「自分でメディアを運営できたらいいのに…」と考えていました。
企業でできることは、たいてい個人事業でもできるはず。
けれど、検索してもその方法はなかなか見つかりませんでした。
出版業で開業しようと思っていろいろ調べていた中で、ウェブでも事業を展開する方法が見つかったのは、偶然の導き、ラッキーとしか言いようがありません。

まだまだメディアを名乗るには、やっとスタートラインに立った状況ですが、当初からのこのサイトのコンセプト通り、これまで自分がやった、またこれから自分がやる、ほとんどすべてのチャレンジの内容・手順をシェアしていきたいと思います。

もしかしたらシリーズの顛末は、「やってみたけどできなかった!」ということになる可能性もあります。
それでも生きのびる方法を探すすべての人に、なんらかの手掛かりになるものがあるかもしれない。助け合って生きていけるきっかけになるかもしれない。そんな願いをこめて、更新してまいります。

1・レンタルサーバーと独自ドメイン

そもそも私は、企業や事業者によるサイトとして公的に認められるものがどういうものなのかがわかりませんでした。

ウェブサイトを作ろうと思って調べると、アメブロなどのAmeba、Jimdo、Wixといった、無料ホームページサービスが出てきます。これらで作るサイトと、普段読者として見ているメディア系サイトなどはどこか違う気がするけれど、それは一体何なのか。

ウェブをメインに事業を展開する場合、「独自ドメイン」を取得することは、信頼性において大切なポイントです。

ドメインとは、ごく簡単にいうと、URLの

http://●●●.jp/   ←この●●●.jpの部分。

もちろんメイン事業がウェブではなく、広報のために一応サイトも作ろう、などといった場合には、無料ホームページも活用できるツールです。
無料ホームページサービスは、会社がすでに取得しているドメインを貸し出して、利用者にブログやホームページを公開できる場を与えるサービス。URLにはそれぞれの企業のドメインがすでに入っている状態になります。たとえばアメブロなら、

https://ameblo.jp/●●●-blog/

みたいな感じですね。

独自ドメインサイトは、自分でサーバーをレンタルし、ドメインを取得しなければなりません。これらは基本的に有料です。

私の場合は、レンタルサーバーはロリポップのスタンダードプランで、初期費用1500円、月額600円。ドメインはムームードメインで年間 999 円+税。

ドメインの価格は選択する文字列によって変わります。初期投資としては少額の部類に入りますが、これも事業の経費として申告しましょう。

ドメインを取得すると、独自ドメインのメールアドレスも作れます。
googleやyahooなどのフリーメールよりも事業者として信頼性が高いアドレスになるので、これも作っておくと良いでしょう。

ちなみに.jpや.comがURLとしてみなさん馴染みのあるドメインかと思いますが、ほかにもいろいろなドメインがあります。中には1円などの格安のドメインもあり、その方が経費を安く抑えられるかも!?と思ったのですが、よくよく見ると、初年度は格安だけれど次年度から値段が跳ね上がっているケースも…。結局、社会的に信頼性のあるURL、メールアドレスにすることも考慮して、私は.comにしました。

2・CMSを使う

次に調べたのはCMS。「コンテンツ・マネージメント・システム」です。

ウェブサイトを作ったり、更新したりするのに便利なのがこのCMS。

非常にざっくりした説明をすると…
自分で一からウェブサイトを作ろうとすると、暗号のような「タグ」という文字列を打ち込んでいかなければなりません。
CMSを使えば、ブログやSNSの「投稿画面」のようなものを操作するだけで、自分でタグ打ちしなくてもサイトが作れる…といった感じです。
サイト全体のテンプレート(テーマ)などもあり、「だいたいこんなイメージのサイトを作りたい」と思った時に、わりに簡単に実現できるというメリットがあります。

私もウェブ構築の知識はほぼないので、とにかく「整った見た目のサイトを簡単に作れる」「無料」という条件で国内外のさまざまなCMSを調べたのですが、結局最終的に行き着いたのは、言わずと知れたWordPressでした。

最初、WordPressはところどころ表記が英語だったりもして、難しいイメージがあったのですが、やはり世界最大シェアのオープンソース・フリーCMS。「テーマ」と呼ばれるサイトのテンプレートもかなり種類豊富にあり、意外と簡単に使えそうだということがわかってきました。

また、国内CMSを調べていると、「すでにサービス終了しました」というものもいくつか出てきて、急にサービス終了になる心配がなく使い続けられるものが良いなあ、と思ったことも理由の一つ。
さらに、だいたいどこのサーバー上にインストールするのにも、「WordPressの場合はこちら」というような案内や、WordPress用のツールが整っているのも一つです。

やはり、世界シェアNo.1はダテじゃなく、あちこちで「WordPressを使う人のためのもの」が整っているのが、初心者には優しいと感じました。

細かい操作でわからないところがあっても、「WordPress 〇〇」などのワードで検索すると、公式よりもわかりやすい個人ユーザーによる解説記事が、けっこうたくさん見つかります。
もちろん個人ユーザーの記事なので、分かりやすさや丁寧さは各々違います。あまり丁寧に書いていない記事を参考にしようとすると操作を間違えることもあるので、焦らず慎重に!

とにかくやってみて、わからないところがあればググる。公式のヘルプページにこだわることはありません。もっとわかりやすい在野のヘルプ記事を探しちゃえばいいのです。それで大抵のことは解決します!(ほんとか?)

ということで今回はこの辺で。

◎今回のポイントまとめ

  • 事業としてウェブサイトをやるならサーバーレンタル、独自ドメイン
  • CMSを使おう
  • どのサービスを使うかは、経費と社会的信頼性、継続性のバランスを考慮して判断
  • なんだかんだ大手は他サービスとの接続性も良い
  • わからないところはどんどんググろう!

今回はウェブサイト作りの話に終始しましたが、今後は事業計画書を作ったり開業届を出したり青色申告に挑戦したり…といったこともシェアしていけたらと思っています。
ではまた次回に!

素材出典:pngtree.com

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