家事分担のジェンダー差はまだまだ大きい?全国の男女1,000人に調査

株式会社クロス・マーケティングが、全国47都道府県に在住する 20歳~69歳の男女を対象に「家事に関する調査」を実施。

家族や友人、配偶者など誰かと同居している人を対象に、家事の分担について聞いたところ、40代~60代の女性の「家事はすべて自分が負担している」 と答えた割合が半数を超えました。

しかしこのデータ、よく見ると、男性の40代~60代で「家事はすべて同居者が負担している」と答えている人はおよそ2割程度です。

もちろん同居家族が夫婦とは限らないし、同年代とも限らないので、男女が対称にならなければおかしいというわけではありません。
たとえば20代では「すべて同居者が負担」と答えた割合が男性30.5%、女性13.2%と、ともに他の世代より高い割合になっていますが、これは実家で親と同居している人が多いからではないかと考えられます。

しかし40代以上のさまざまな生活形態を考えたとしても、やっぱり「自分は家事分担をしているつもり」「同居者は何もしてくれない」という認識のずれがあるのでは…と思えてしまいますね。

さらに家事の分担割合で見ると、こんなデータになっています。

「自分が家事の7割以上を負担している」という女性は、30代でも半数、50代以上は6割を超える結果となっています。
こちらの図は、色の割合でジェンダーギャップがさらにありありと伝わりますね。

20代のデータを見ても、実家暮らしでも家事をする割合は男女で差があるのではないか…とも思えます。
やはりジェンダーギャップの根が張る先は、「家の中」につながっている…。家父長制の功罪についても考えさせられますが、みなさんはこのデータ、どう見るでしょうか?

■調査概要
調査手法  : インターネットリサーチ
調査地域  : 全国47都道府県
調査対象  : 20~69歳の男女
調査期間  : 2019年11月15日(金)~11月17日(日)
有効回答数 : 1,000サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります

■会社概要
会社名  :株式会社クロス・マーケティング http://www.cross-m.co.jp/
所在地  :東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
設立   :2003年4月1日
代表者  :代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
事業内容 :マーケティングリサーチ事業

出典:PRTimes

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