岸本聡子を追ったら区民の顔が見えてきた

杉並区長選挙、明日が投票日と迫ったわけですが、選挙ボランティア説明会までは参加したものの、先週はちょうど自分のやってる労働運動の活動がある週末と重なり、平日は仕事で動けずなので、結局あまり何もできず、SNSでひたすらRTするだけの応援になってしまった。

せめて一度くらいは街宣を配信じゃなく現地で見て、現地の盛り上がりに貢献したいなと思い、26日の高円寺街宣に行ってきた。
実はその日も友達が仕事で海外赴任することになって成田まで見送りに行った帰りだったので、間に合うか不安だったんだけど、意外と30分早く到着。せっかくなので蟹ブックスさんでお買い物をしたら、お店の方が私の鞄に下げていたバナーに気付いて「これから街宣行かれるんですか?」と声をかけてくれたり。

蟹ブックスでは現在「戦争ゆるさんほんとにやだいいかげんにしろブックフェア」を開催中。

今回の街宣でも、やはり応援演説は「区民」。今回はテーマが文化に関することだったので、杉並在住の文筆家、映画監督、商店会会長がマイクを持った。過去にはケア労働従事者がスピーチしたことも多くあった。

大決起集会の時もそうだったけれど、岸本聡子の選挙活動を追っていると、区民の顔が見えてくる。岸本さんの政策の話も素晴らしいけれど、区民の声にはっとしたり、心を揺さぶられることが多い。

そして、区民の顔が見えてくると、私は胸がわくわくして、視界が明るくなったような気がする。みんな普通の人たちで、みんな個性豊かだ。それぞれの生活の現場でより良いコミュニティ、より良い地域、より良い社会を目指して動いている。

「岸本区政」は区長が主役ではなく、区民が主役なのだと本当に感じられる。岸本さんの魅力を凌駕するほどに、そこで見えてくる区民一人ひとりの魅力がすごい。

政治の世界では、長となる人が強い決定権を持ち、さまざまな業界との強いコネクションを持ち、多少の清濁併せ吞んで闇に隠ぺいするような取引もありつつも、強く立ち続ける政治家が望ましい、という考えが今も根強くあるのかもしれない。
そういう考えで政治をやってきた人たちも、一概にみな私腹を肥やすことだけを考えているわけじゃなく、そのコネクションや権力を存分に行使することが市政の人々のためになると信じてやってきた人も、もちろんいるだろうと思う。

すべてを透明化し、情報公開できるクリーンな取引だけにし、一から話し合い、コンペをやって業者を選定して…とやっていけば、たしかにズブズブの決まった業者がいて多少利権が絡んでも即決できる方がスピード感はあるだろう。
だけどその結果、そこに暮らす市民よりも一部の業者だけが得をすることにならないだろうか。議会を通し、精査して吟味しているものではないゆえに、長でさえもよく把握できていない内容になっていないだろうか。

岸本聡子がこれからも区民が主役の「対話の区政」を続けてくれるならば、岸本聡子に投票することは、岸本さん一人を信じることではなく、区民を信じることだと思う。

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