化かされそうな6月に

6月です。プライドマンスです。
しかしもう最近の世の中は勘弁してくれってことばっかりですね。
プライドをただのハッピーなお祭りとは思ってないけど、もうちょっと希望くらい持たせてくれよって。

個人的にも最近なんか、変なこと多いんですよね。

めっちゃ巧妙な詐欺電話がかかってきたり。
ゆうちょ銀行から「口座についてのお問い合わせ」って電話がかかってきて、すごく巧妙に本物っぽく、向こうの方がこちらの身元確認するかのように口座名義とか聞いてきて、最終的には私の名義で勝手に口座が作られてるからおそらく身分証明書が偽造されてる、被害届を出さなきゃならないと言われて、警察にそのまま繋いでくれるんですよ。(よく考えたら偽造身分証明書なんかでゆうちょ口座が作れるわけない)

で、警察という人が被害届を出すには一対一の対面じゃなきゃいけないからLINEの画面通話でって言ってきて、LINEを交換してしまったんだけど、その連絡先が個人名でいよいよおかしいぞ、となり、一旦電話を切ってLINEを向こうからかけてくると言われたんだけど、その間に急いでネットで調べたら「警察官がLINEに誘導することはありません」とすぐ出てきて。

そこで慌ててブロックして、LINEの「友だち自動追加」設定もオフにしたんだけど、あそこで一度電話を切ったってことはLINEの連絡先を抜くための詐欺だったのか…?

それだけにしてはやたら手が込んでたので、もしかしたらブロックしなかったら完璧な警察官コスプレの人が出てきてさらなる詐欺に誘導されていたのかもしれない。

ゆうちょを名乗る人も警察官を名乗る人も演技力めちゃくちゃ高くて、誠実そうないい声してるんですよ。詐欺なんかやってないで役者になったらいいんじゃないかと思うくらい。

直後は混乱してて本当に被害届出した方がいいのかと思ったけど、よくよく考えたら向こうが元々握ってたのは名前と電話番号だけで、あの会話はできてしまうんだなと…
本当に狐に化かされたような、悪い夢みたいな体験。

そんで、世の中も、変なことばっかりじゃないですか。

現職の総理大臣に公職選挙法違反の中傷動画のスキャンダルが出てるけど、国会で詰められるたびに毎日毎日意味不明な答弁で煙にまいているし、そのことがあまり大手メディアでは報道されずにスポーツニュースに時間を割いていたりするし。

外交問題によって石油やナフサが足りなくなって各業界すでに本当に困ってる声が上がってるのに、政府や省庁は「足りていることにする」ことに躍起になってるみたいだし。

そんなうちに、個人情報保護法の改正とか国旗損壊罪とか、個人の権利や自由を破壊するような法案や、議員定数削減法案とか国民投票法改正案とか、なるべく多くの人の意見を取り入れずに現政権が好き勝手に国を動かせるようにするような法案の話ばっかりどんどん進む。

薬も医療費も、外国籍の人のビザも、弱い立場の人の負担はどんどん増えて、憲法は無視されて、武器輸出やアメリカとの軍事協力ばかり推進されて、民意のFAXは床にばらまかれて非難される。

なんかもう、狐どころか巨大な魑魅魍魎の邪悪に化かされているよう。

しかし化かされっぱなしだと詐欺に遭い続けるようなもので、身ぐるみはがされてしまうわけで。正気を保つためには行動するしかない。

6月6日は元々、アジアンクィア映画祭のプライドマンス特別上映『ガールフレンズ』のチケットを取ってたので、それを観に行って王谷晶さんと溝口彰子さんのトークを聞いた後、渋谷ユーロライブから代々木公園まで歩いてTRPのブースをいくつか見てたら出展してる知り合いに会ったりして。

翌日はパレードには行かず、夜に杉並区長岸本さとこさんの大決起集会に行きました。

今本当に経済的にどん詰まりで本気でバイト探し中なんですけど、行く途中、雨が降る中バイトの面接のための証明写真を撮って、時間余裕あったので偶然見つけたラーメン屋さんで食べたラーメンがけっこう美味しくて、店員さんはみんな外国人らしき人で、店内のテレビモニターでちびまる子ちゃんが流れてて。

そういう感じだったので私にしては珍しく遅刻せず、開場時間ぴったりくらいに到着したら、すでに会場前に長い待機列ができていて、私が並んだ後にもどんどん人が増える増える。最終的にはロビーも満員で入れなかった人もいたみたいですね。

肝心の内容なんですが、YouTubeにすでにアーカイブ動画が上がっています。

【岸本さとこ大決起集会】2026/6/7 アーカイブ映像

2026年6月7日開催 岸本さとこ大決起集会のアーカイブ映像です。 6月7日(日)、「岸本さとこ大決起集会」を無事開催しました。 雨の降る日曜の夜にもかかわらず、会場は超満員に。ロビーにも入りきれないほど多くの方にお集まりいただきました。会場に入れずお帰りになられた方も多くいらっしゃったと聞いています。大変申し訳ございませんでした。 …

開始3分くらいからの、応援スピーチを聞いてほしい。この時にスピーチしたのは子育て中のお父さん、お母さん、保育や福祉の仕事に携わる人、今まさに大打撃を受けている塗装業の人……さまざまな立場で杉並区で暮らしている生活者の姿がそこにあって、それが何よりぐっときた。

そんな杉並区民のスピーチの後に区長が登場し、その後も区民との対話の形で進む決起集会。

政治家の決起集会で、年齢も性別もさまざまな色とりどりの顔をした市政の人々が壇上に出てきてたくさんしゃべって、他の政治家からの応援スピーチもなく、区民が中心になった集会というのが、本当に参加してめちゃくちゃ面白かった。こんな面白いものは、おそらく今、杉並でしか見られないんじゃないかと思った。

こういう集会のあり方も、岸本区長の政治姿勢が表われたもので、当然岸本さんはすごいんだけれど、ドキュメンタリー映画『〇月〇日、区長になる女。』を見ると、その政治姿勢も志ある区民に育てられ、区民と共に作り上げてきたものだということがわかる。

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最近は岸本区長は区長選立候補者の討論会をバンバンやっていて、他候補との討論バトルは見ていてちょっと削られる部分もあるけれど、政治のこんなに活発な議論を見られること自体もすごく久しぶりな気がする。

化かされそうなことばかりの世の中で、あるべきまっとうさを見せてくれるだけでもありがたい。正気が保てる。

しかし、ありがたがってるだけでもいられないので、自分も何か動き出さなきゃな、と思う。まずは選挙ボランティアあたりから始めてみようかな。

杉並区長選は、6月28日。奇しくも、ストーンウォールの反乱の日だ。

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