みなさん、デモ行ってますか。
なんだかちょっと最近、こんな感じで気軽に周りの人に話しかけてもいいような気がしてきたのは私だけでしょうか。友達に、家族に、職場の人に。
「デモ行ってる?」って。
4月8日の平和憲法を守るための緊急アクションはすごかった。
国会前の3万人もすごかったけど、全国各地で同時アクションをする人がどんどん名乗りを上げて、47都道府県を網羅し、160か所を越える場所で開催された流れは、見ていて鳥肌が立った。
この規模の同時多発アクションが起こったこと自体が驚きだし、その時点でマスコミで大きく取り上げられていないなんて、やっぱりなんか変だなと思う。
私はこの日国会前に、とあるタイ俳優のファンミーティンググッズの、ペンライトならぬ腕時計型ライトを持って行きました。

ツイッターでつながってるタイドラマファンの仲間たちも何人か行くと言っていたけれど、さすがに3万人もいて、しかも警察の封鎖で道路の両側に島を分けられて自由に行き来もできないような状況だったから、知り合いを見つけるのはかなり難しい。
と思ったら、まったく予想外に出会えた人がいた。
先日、最寄りの駅前で、岸本聡子杉並区長が街頭に立って、市民と対話しながらトークするということをやっているのに偶然遭遇しまして。
私は一瞬気付かず通り過ぎかけて、あれっ岸本さんじゃん!という感じで立ち止まって聞いていたら、ボランティアスタッフの方に「区長に何か質問してみませんか」と言われて区長の前まで連れて行かれてしまい、こういう急場でのアドリブ何も思いつかないんだよなあ~と焦りながらも、今思っていることといったら…と絞り出したのが「最近の情勢が…平和じゃなくなっていくのが不安です」だった。
岸本区長の回答は、同じ問題意識を共有してくれていることを感じさせると同時に、正直区政としてはそれに対する具体的な施策はまだないのかなという感じだったけれど、だからこそ伝えられてよかったと思う。
次の人の質問のトークに移った後もしばらく聞いていたけれど、薬局に買い物に行かなきゃならないし家に帰ってからも作業があるなあ…と思って、切り上げて買い物に向かったのだけれど、薬局から家に帰るまでにもう一度駅前を通るのでさっきのボランティアスタッフの人とまた鉢合わせて、「あ、さっきの~」となった時に、その人が私の鞄に「Frree Plestine」のパッチがつけてあるのに気づいてくれた。
それで「水曜日の国会前も行くつもりで」「あ!私も行きます!」みたいな会話になって。
なんと、その人と会えたんですよ。霞ヶ関駅から人の波に乗っていけば国会前につけるかな~とぼーっと歩いていたら(基本私は歩いているときぼーっとしている)、誘導している腕章をつけた人の中に、あれ、なんか見たことある人が…と
向こうも覚えていてくれて、お互い「あー!」ってなって、「奇跡じゃないですか!?」と喜び合いました。
岸本区長や区議の方たちも来ていたそうですが会えなかったので、なんか縁ってやっぱりあるのかもな…杉並区にいたらまたどこかで会うかも…なんて思ったり。
国会前のスタンディングには19時半より少し前くらいに着いて、21時前くらいにずっと立ってててそろそろ腰がやばい…と思って引き上げたんだけど、実は帰り道が一番面白かったかもしれない。
国会前の大通りと412号線との交差点付近でも、設置されたステージ付近とは別に、コールというか楽器のリズムに合わせたチャントのようなのが盛り上がっていて、私も人波に乗って駅に向かいながらも、一緒に声を上げたりして。
そこから横断歩道を渡ったら、渡りながら肉声でコールの先導をしてくれる人がいて、「あそっか、横断歩道渡りながら声を出すことを誰も禁止なんてできないよね」と思って、一緒にコールして。
流れに乗って歩いていけば霞ヶ関駅に戻れるかなーと適当に歩いていたらいつの間にか桜田門駅についていたんだけれど(ぼーっと歩いているので)、そこまでの道のりでもずっと肉声でコール先導してくれる人がいてそれに乗っかりながら歩いて、すごく市民のデモという感じがしてよかった。
なんだか私が市民とか自由とか民主主義を感じる時って、世間で「変」と言われるものが雑多に混ざっているところにあるような気がする。
これほど大人数が集まる集会だから、主催者側がある程度秩序立った運営をしなければならないのは致し方ないけれど、中心部から少し離れたところに、他者を加害しない限りの秩序の乱れた混沌、「変」な人たちがいる景色が、本当に民主主義だなあ、と。
今回「存在しない団体幟」の集会は永田町駅付近でやっていたそうで、そっち方面には全然行けなかったので出会えず残念。「BLを愛するクィアの会」が絶賛会員募集中だそうなので、出会えたら入会したいと思っています。